こんにちは!智行です!
以前、災害が起こった時、ライフラインが停止した都市は丸で砂漠のように『生き延びる』のが困難になってしまうというお話をいたしました。
私たちが生活している町は、夜も明るく食べ物も豊富、便利で安全な生活するうえでは楽園のような場所です。
しかし、水や食料など生命を守る材料が少なくて、様々な物の倒壊、火災、暴徒の発生など都市には海や山、砂漠にすらないような様々なリスクを含んでいます。
「災害時に都市にとどまるのは最も危険だ。」と米国の危機管理の専門家も述べています。
目 次
命を守ることのできる場所は・・・
では、想像してみてください。
現在は災害が起こってから1週間、ライフラインの復旧があと1か月は困難だということが分かり、町では少しずつパニックの予兆が出始めているとしたら・・・
この狭い日本で、あなたはどこへ逃げるべきだと思いますか?
その質問にお答えいたしましょう。
日本の国土の7割を占め、『知識と技能、ほんの少しの道具』さえあれば、『生命を守る』材料が豊富に残っている場所。
我々の祖先が暮らしていた『森』へ疎開するのが、生存率を高める一つの答えなのです!
自然の中で生き残るには
「森や山が生命を守れる確率が高い。」とはいえ、
我々の祖先が自然を切り開き、生活を行う集落、街、そして都市を築き上げたのはもう何世代も前のことです。
残念ながら、我々には、自然の中で生き抜く本能といったものはかなりのものが失われてしまっているでしょう。
しかし、我々が勝ち得たものもあります。
それは、昔に比べて優れた道具が簡単に手に入るようになりました。
知識や技術を簡単に学ぶことができるようになりました。
私がレンジャー発祥の部隊での訓練経験や、狙撃手として学び研究した生存自活技術を活用して、『だれでも、生存できる確率を上げる方法』をお伝えしていきたいと思います。
装備を原理や原則から知る
人間は道具を使う生き物です。
現代は優れた道具が容易に安価で手に入れられるというのが、昔と比較した時の優位な点です。
最適な道具をしっかりと備え、最適に活用できれば、だれでも生存できる確率は、ぐーんと高まります!
まずは今回から、『自ら生き延びる』すなわち『生存自活』に必要な最低限の道具のお話をしていこうと思います。
さらに、しっかりとその考え方や原則をお伝えすることで、皆さん自身が、自ら道具を選び、作り出すこともできるようになっていただければと考えています!
是非とも、ご覧ください!
最初にそろえるべき『三種の神器』
では、森に行くとしたら真っ先に何を揃えたらいいのでしょうか?
この質問に正解があるわけではありませんが、まずは『登山の三種の神器』の解説からしていくことにします!
まず、登山の初心者がネットで調べたとき、真っ先に目にするであろうワードが『登山の三種の神器』です。
『レインコート』、『登山靴』、『バックパック』の三つの道具のことです。
これらの道具は、森で行動するうえではどうしても必要になる物でしょう。
現在購入できる道具は自然界では入手・代用が困難で、 おそらく活動中はずっと使い続けることになるであろう道具なのです。
だからこそ、この『3種の神器』に関しては、できるだけ壊れにくい、しっかりしたものを選ぶようにしましょう。
選び方、考え方に関しては、次回以降の記事でどんどん紹介していきます。
ぜひご期待ください!
まとめ
本日は、
- 災害時に避難・疎開する先として『森』が最適である
- 森で『生存自活』するためまずは道具から知り、備える
- 『登山の3種の神器』、『レインウェア』、『登山靴』、『バックパック』
をお伝えいたしました!
以降シリーズとして『登山の三種の神器』はどういうものがいいかを伝えていこうと思いますが、とはいえ一人ひとり求めるスペックとかも違うので、しっかり自分に合ったもの選ぶ必要があります。
そこで、原則というものを解説しながら、その原則に基づいて自分に選べるような内容にし、そのうえで私の経験からのおすすめの道具も紹介にするので、ぜひ参考にしてください。
次の回はさっそく『生き延びるためのレインウェアの原則』に関して話していきます!
ぜひご覧ください!