こんにちは!小野智行です!
本日は『携行品』を簡単に解説いたします!
実はなかなか着目されない防災の携行品、
あんまり防災用品を普段から身に着けるなんて方はいないですよね?
ですが非常に重要です!
何故なら、前回も説明いたしましたが、
そもそも、
『命を守れなかったら、いくら備蓄を頑張っていても使えない』からです!
優先順位は、
命を守ること→生き延びること→災害前の生活を取り戻すこと
だと考えており、災害時に身に着けている携行品が最もあなたの命を守るための働きを果たすべきものなのです!
そういった意味で、是非とも携行品に関してもしっかりと考えていただきたいと思います!
まず、『携行品』は文字通り普段持ち歩いておくべきものです!
例えば普段持ち歩くカバンの中に入れて置けるようなものです。
『防災ポーチ』といって小さなポーチなどに最低限の災害対策グッズを入れておくような物も携行品の一種です。
携行品の目的は、通勤等で外出中や移動中に危機に襲われた際、生命の安全を守り避難するための物、です!
ですから、想定されるのは、被災した際にいた外出先や移動先から、自分の家や会社、学校、避難所等への避難を安全にできる目的を満たせるものを用意するべきなのです。
では、せっかくなのでちょっとした頭の体操です!
携行品の目的にそぐわないもの(重要性が低いもの)は次のうちどれでしょうか?
① 懐中電灯 ② 応急処置の道具 ③ 非常用食料 ④ 笛
お分かりいただけたでしょうか?
正解(と私が考えているの)は ③ 非常用食料です!
お分かりになりましたよね?
なぜなら、非常用食料は実は命を守る緊急性が高くないからです!
以前何度かご紹介いたしましたが、人間は食料はを食べなくても3週間は生きることができます!
ほんの一例ですが、非常用食料の他にも飲料水、サバイバルシート、発電機は『命を守り避難するため』、に必要でしょうか?
私は一刻も早く安全な場所に避難しなければならない状況では、重要性は低いと考えます。
こういったものは次回以降でご紹介する『非常持ち出し袋』や『備蓄品』として用意すべきでしょう!
防災に関して話そうとしている私でさえ、不便なもの、必要以上の物は入れません。
なぜならこういったものを普段からカバンの中に入れようと思うと、カバンが重くてスペースが必要になってしまいます。
そんなのは、とても不便ですので、少なくとも私はあんまり入れたくはありません。
防災のために普段から不便な思いをする!とか余計なものを待たなくてはいけない!というのはできるだけ避けるべきだと考えています。
以前話した『災害時にも役に立つ日常で使えるもの』という考え方はまさに『携行品』でも重要な原則なのです!
『携行品』に関しては特に普段カバンに入れておくことを想定しているので、
軽いとか小さい、悪目立ちしない、普段も使えるみたいなことも非常に重要になってくるのです!
いつでも気軽に携行出来て、なおかつきちんと命を守れるものでなくてっはなりません!
今後、具体的にはどういうものがいいのか?を皆さんにもお伝えしていく予定です!
本日は以上です!
本日の要点として、
『携行品』は、外出先から安全な場所への避難を安全に行うためのものを用意すべきです!
目的を考えて、それに応じたものをご用意していただくことをお勧めします!
ということをお伝えいたしました!
次回は『災害への備えには3種類ある!』の非常持ち出し袋編といたしまして、『非常持ち出し袋』を簡単に解説いたします!
読んでいただきましてありがとうございました!