こんにちは!智行です!
みなさん、災害時の備えを考えているときに、こんな悩みはありませんか?
「災害時に備えて、家族の1か月分の水を用意しようとするとスペースと、コスト、管理が大変!」
「非常持出袋を詰めてみたら、水が重くて、安全に避難できそうにないと思った!水を抜いたら、今度はどう考えても水不足! 」
まず、首都直下の想定では、復旧に30日かかるため、4人家族で最低240ℓ(2ℓのPETボトル120本分)の水が必要です。
そして、長期保存水は正直高いです。
備蓄をしようと考えると、すごく安価な商品でも最低1本200円、120本だとどんだけケチっても2万4000円はします。
5年備蓄水だと、5年毎に新たに買いなおす必要もあります!
普段使わない水に、5年ごとに2万4000円はちょっと嫌な出費ですよね!
『コスト・スペース・労力』を考えると、保存水を用意するのはなかなか大変です。
水はどうしても必要なので、非常持ち出し袋を作ると、子どもの分の水も加わって、『どう考えても安全に避難できない非常持出袋』になってしまうことが多々あります!
なので、多くの場合、500㎖ペットボトル2本くらいしか入れられない『どう考えても水が足らない非常持出袋』になってしまう事が、非常持出袋あるあるです。
この記事を読めば、元幹部自衛官が考察・比較を行った最適な携帯浄水器を知ることができます!
是非とも参考に、あなたに最適な携帯浄水器を備えてください!
目 次
その悩み、携帯浄水器を考えれば解決!
では、どうすればいいでしょうか?
そうです!『携行浄水器』を備えればいいんです!
携帯浄水器には大きく4つのメリットがあります!
- 保存水を用意よりも、コストが安い
- 消費期限もないので管理もラク
- 管理するスペースがほとんどいらない
- 持ち運べるので、外出先でも安心
携帯浄水器は高い商品でも、上限2万円程度、安いものだと2000円くらいからあります。
賞味期限も無いので、使ってないのに買い直しするような無駄もないので、保存水を買うよりもよっぽどお財布にやさしいです。
なにより、『日常が突如として、非日常に切り替わってしまう』のが災害です!
簡単に持ち運べることが、防災を考えるうえで非常に重要です!
考えてみてください。例えば、
いつ起こるかわからない地震に備えて、普段カバンに2ℓのペットボトルを何本も入れて生活するのは現実的でしょうか?
避難の必要ができたとき、自分と子供の数日分の水、十数㎏を担いで、瓦礫の中を安全に避難ができるでしょうか?
確かに、保存水と違い、携帯浄水器は浄化する元の水が無ければ役立ちません!
しかし、こと日本においては、浄化する前の水であれば様々なところで手に入れることができるのではないかと思います。
大量の雨しかり、複数にある河川や、大量の地下水資源もあるでしょう。
『命を守る』『生き延びる』ということを真剣に考えるのであれば、災害時の水対策としては、携帯用浄水器を携行しているのがベストなのです!
おすすめの携帯用浄水器のタイプは?
まず、携帯型浄水器には4種類のタイプがあります!
- ボトル型携帯浄水器(例: セイシェル 、ピュリティ)
- ストロー型携帯浄水器(例:ライフストロー、ソーヤー)
- ポンプ型携帯浄水器(例:ミニワークスEX、スィートウォーター)
- ポット型浄水器(例:トレビーノ、クリンスイ)
それぞれ特性や使用用途、能力に違いがあります。
私の主張として、最も防災グッズとして適切な『携帯用浄水器』は…
間違いなく、ボトル型携帯浄水器です!
そう私が言いきる理由を、簡単に解説いたしましょう!
まず、簡単にそれぞれの特徴をまとめると、次の表のようになります!
浄水器種類 | 浄水能力 | コスト | 携帯性 | 日常使用 | 水の輸送 |
ボトル型 | ○or△ | △ | ○ | ◎ | 〇 |
ポンプ型 | 〇 | × | △ | × | ◎ |
ストロー型 | ○ | △ | ○ | × | × |
ポット型 | × | ○ | × | ◎ | △ |
大雑把なまとめ方ですが、だいたいこんな感じです。
どれも一長一短です。
ですが、防災グッズとして最も重要な要素は何かというと、
私は『災害時に手元にあること』だと思っています。
その為には、『日常的に使え、災害時にも役立つもの』である必要があるのです。
ポンプ式やストロー式は非常に優れている装置ですが、基本的には野外の行動をイメージしている商品です。
決して、日常的にポンプ式やストロー式の浄水器で水を飲むことはないでしょう。
それでは、いざという時に手元にない可能性が高いし、倉庫においてあるだけの“タンスの肥やし”状態に陥りがちなのです。
そういう点で、ボトル型やポット式の浄水器は日常で活用することができるので、かなり防災向けといえるでしょう!
しかし、ポット型には重要な欠点があります。
基本的に水道水しか想定しておらず、他の浄水器のように圧力のいらない、重力式の浄水能力の低いフィルターを使用しているのです。
ボトル型も水道水向けの商品をブリタ等のメーカーが出しているので、浄水能力を「〇or△」と表現をしましたが、しっかりしたフィルターがついてる商品なら、ボトル式の方が断然『災害向け』といえるでしょう!
汲んだ水を持ち運べる!
というのも非常に防災向けの性能だと思います!
以上の考察から、最も防災グッズとして適切な『携帯用浄水器』は…
間違いなく、ボトル型携帯浄水器なのです!
おすすめのボトル型携帯浄水器は!
まず、いくつか有名なボトル型浄水器を比較してみましょう!
かなりおおざっぱですが、世界的に有名な会社の商品で、なおかつ私や知人が使っている商品を下の表にまとめました。
浄水能力 | 浄水量 | 日常使用 | 評判 | 価格 | |
BRITA フィル&ゴー | △ | 150ℓ | ○ | ○ | 1580 |
Seychelle 携帯用浄水ボトル | ○ | 380ℓ | △ | △ | 12990 |
ARIIX ピュリティ | ◎ | 200ℓ | ○ | ◎ | 9300 |
DAFI 携帯用浄水ボトル | △ | 150ℓ | ○ | ○ | 2640 |
現在のアマゾンの価格を参考に記載しています。
私自身の経験や愛用者に聞いた感想、およびアマゾン等の評判を参考にしています。
まず、あくまで私の中での結論ですが、
災害用携帯浄水器はARIIX社のピュリティがおすすめです!
その理由を簡単に解説いたします。
まず、今回『災害時でも生き残れる』携帯浄水ボトルを考えるうえで重要な要素は、泥水やプールの水も体調を崩さず飲めるような『浄水能力』です!
かなり売れている、BRITA社フィル&ゴー、DAFI社携帯浄水ボトルに関して、調べましたが、これらの商品は『水道水専用』に設計されているものだということが分かりました。
フィルターも小さく、トリハロメタン等を除く能力はありますが、大腸菌や化学物質等を除くようにはできていません。
非常に安価で、普段使いには適していますが、残念ながら『災害時にも使える』とは言えない商品でした。
対して、Seychelle社の携帯用浄水ボトルと、ARIIX社のピュリティに関しては、
除去できる物質のしっかりとしたデータを公開しており 、十分に災害時に泥水や雨水タンクの水を飲用に浄水できる能力があることが分かりました。
ただ、Seychelleに関して残念なのが、パッキンが甘く、私が購入した商品は圧力をかけると水漏れを起こします!
私の購入した商品のみであれば、ここでに書くまでもないのですが、残念ながら口コミ等でも非常に多く指摘されており、交換後の商品も水漏れをしていたため、おそらくそういう商品なのかな?と思います。
高価な商品だけにとても悲しい気持ちになりました。
対してARIIX社のピュリティは使用している方の評判が非常に高く、先日のテレビでの報道でも高い浄水能力が検証されていました!
現に比較した商品の中でも、最もフィルターの構造がしっかりとしており、口での吸引の力を使い、2段階にわたって、浄水を行う構造になっています。
残念ながら、アメリカで大きく扱われている商品で、まだまだ『自己防衛』の意識が高まっていない日本の一般の市場では、流通していないのですが、
取り扱われるようになれば、きっと『日常から防災に備えられる携帯浄水器』として普及すると思います!
以上の比較から、最も『日常から防災に備えられる携帯用浄水器』は…
ARIIX社のピュリティがおすすめです!
ま と め
以上、災害時に水を確保する現実的な手段に関して、
・水は、携帯浄水器を備えれば、楽に備えられる!
・『ボトル型携帯浄水器』を日常的に使えば、災害時に役立つ!
・考察・比較から、私が思う最適な携帯浄水器
をご紹介いたしました!
ぜひ参考に、『日常からの災害への水の備え』をしていただければと思います!
ありがとうございました。