生存自活、しませんかー元幹部自衛官が、命を守り、生き残る術をお教えします!

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生存自活の原則

都市での生存自活の流れ!

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こんにちは!智行です!

前回まで都市型災害の難しさに関してお話してきました。

非常にネガティブな内容ばかりで不安になった方もおられるかもしれません。
すみません!

ですが、読んでいただいた方は

都市災害では自分で『生き抜く能力』が必要となる

ということを少しでも感じていただけたのではないかと思います。

今回からはいよいよ「どうやって命を守るか」についてお話しさせていただきたいと思います。

サバイバルという単語を辞書で引くと、
困難な状況を越えて生き残ること。また、そのための方法や技術。 (大辞泉)

みたいな感じ時で出てきます。

しかし、私が聞いた中で最もしっくりくる定義を表現するとすれば、

「想定されるリスクに対策を立案、対処すること」

という感じになります。

ここでいうリスクというのは
例えば地震なら、津波、火災、治安悪化、寒さ・・・などの
具体的な出来事を指します。

ただ、なんかこの表現だとちょっとぼやけて分かりづらくなったでしょうか?
私がこの表現がしっくりくるなぁ。と思う理由があります。

まず、サバイバルとは「火起こし」のような技術よりも、そのリスクを見積り、リスクへの対策を立案できる考え方のほうがよっぽど重要だと考えるからです!

例えば、煮沸消毒をするために火が必要だとしましょう。
その時に、「ガムの包み紙と乾電池で火をおこす技術」が役に立つ確率というのはどれくらいあるのでしょうか?
あなたはカバンの中にガムと乾電池を常備していますか?

それであれば、そのリスクを前もって見積もって、カバンにライターやマッチを常備したほうが、よっぽど効率的で、生存率も伸ばせます。

このように、サバイバルというのは「その場にあるもので生き延びる」みたいなイメージが強く、「方法」「技術」を重視されることが多いですが、実際に生き残るために効果的なのはしっかりと生き延びるための考え方」対策の準備のほうがよっぽど重要であることが想像できると思います。

とはいえ、決して「方法」「技術」不要と言いたいわけではありません
普段、いつも大量の「備え」を担いで生活するのは不可能です。
「その場であるもので生き延びる」という技術はとても有用です。
しかし、その技術も「備え」のひとつとして身に着けておくべきものであり、

リスクの見積もりなし状況判断的活用するのは難しい

ということをお伝えしたいと思っています。

加えて、

生き延びること以外にも活用できる考え方

と考えていることが、

「想定されるリスクに対策を立案、対処すること」

と表現したい理由です。

では、さっそくサバイバル 「想定されるリスクに対策を立案、対処すること」 の流れを説明していきましょう!

とはいえ、この定義のまんまで、とってもシンプルです!

サバイバルではまず、

「予想されるリスクを割り出すこと」

から始まります。

簡単に聞こえますが、この段階で漏れがあると対策が立てられないため致命的です!

リスクの抽出最も大事な作業といってもいいでしょう!

何故なら、抽出できなかったリスクは全て想定外のものになってしまいます!

想定外ということは当然、「対策の立案」もできるはずがありません!

あなたはそのリスクに対してに完全に無防備なってしまうのです!

次に

「予想される全てのリスクに対する対策を立案」

を行います。

最後は、

「対策を元に必要な物や技術等を準備する」

という流れです。

大雑把な流れだがこれでサバイバルの準備はひとまず完成です

①リスクの割り出し
②対策の立案
③準備

当たり前のように聞こえますが、これがサバイバルの基本です!

どうでしょうか?
「なんだ~、そんな簡単で当たり前のことか~」
と思われた方もおられるでしょう!

ですが、実は知識がないと非常に難しいことなんですよ?

例えば、「すべてのリスクを抽出するのは最も重要な作業」だと述べましたが、都市でのリスクが一体どれくらい膨大で様々な数存在しているか、想像できますでしょうか?

都市でのサバイバルが砂漠についで難しいと述べられる理由は、

その膨大で様々なリスクの抽出が難しいから

というのが大きな理由の一つになっていると思います。
さらに、

対策を立案するためには様々なコツがあります。

優先順位や原則、コツなどなど、様々な知識を使って考えないと、到底対策の立案はできないでしょう。

ご安心ください!
そういった内容も今後の記事で紹介していきますので!

それでは、さっそく次回は

膨大にある都市リスク!

のお話しをさせていただきます!

読んでいただきまして、ありがとうございました!

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