こんにちは!小野智行です!
今日はタイトルの通り、究極の防災用品に関してお話させていただきます!
どうでしょうか?
究極の防災用品なんて言われてピンとくる方はおられますでしょうか?
究極の防災用品!
一体何なのか、ぜひ考えてみてください!
…いかがでしょうか?
お分かりになりましたか?究極の防災用品、それは・・・
様々な災害に対して強い家です!
もっと言うと、災害に遭わない家です!
「家!?そんなめちゃくちゃな!」と思われましたでしょうか?
一体どういうことなのでしょうか?
私がそのように考え、専門家の中でもそのように言われている理由をお伝えいたします。
まず、以前したお話ですが、
ですが、想像してみてください。
もしあなたの住む地域が災害に見舞われたとして、
全く自宅に被害を受けていないとするならば、
更に倒壊の恐れが全くなかったなら…
あなたは避難する必要があるでしょうか?
そうです!
わざわざ避難しなくても自宅での避難で事足りてしますのです。
そうなるとあなたは自分の家に備えてあるものを使って生き延びれば良いのです。
丈夫な家の中で過ごしていれば、生命の安全は確保できるでしょう!
家に着くまでの携行品と家の中に数日過ごせる飲食物があれば、安全に過ごす事ができます。
逆に言えば、いずれかの災害のリスクが高く、その災害に対する強度が低ければ準備はあまり意味をなさなくなってしまいます。
何故なら余震の恐れのある中で強度不十分な自宅での生活不可能ですし、倒壊でもしてしまえばそういった物品を取り出すことも難しいでしょう。
丈夫な家は備えにも影響します!
前回までで私は3種類の災害への備えのお話をいたしました。
外出先で安全な地域に避難するまでの命を守るための『携行品』
家や会社などから、避難所等の場所へ安全に避難するために必要な『非常持ち出し袋』
災害後にライフライン復旧まで生き残るために必要な『家庭内備蓄』
ここで、丈夫な家に住んでいたとするとどうでしょう?
避難所に避難する必要が少ないので、非常持ち出し袋の重要性は下がるのではないでしょうか?
被災時にも、安全な家の中で「外出をしなかった日常」のように自宅避難をすることができます。
逆に、丈夫な家に住んでいないとすればどうなるでしょうか?
家庭内備蓄をする意義は大きいでしょうか?
家が倒壊したり、余震で倒壊の恐れがある場合には家庭内備蓄は十分に使えませんよね?
それよりも避難所にいたほうが安全なので、避難所で生活できるだけの物資を家の下敷きにならない場所に用意しておくほうが賢明です。
家が丈夫かどうかというのは防災の備えの優先順位や程度を考えるうえでも、ひとつの要素となりうるのです。
丈夫な家に住む重要性はご理解いただけましたでしょうか?
ですので、究極の防災グッズは丈夫な家という訳です。
私は防災グッズに関して聞かれた際に「丈夫で災害に遭いにくい家の重要性」をお話をすることが多いです。
何故なら、家ある場所や家の強度というのは、備えを考えるうえで大きな要素のひとつかと考えています。
決して家を建て直そうと言っているわけではありません!
簡単に丈夫さを確認する方法や、補強する方法というものも存在いたします!
それぞれの災害のリスクに対する家の備えというのもあるのです!
また今後お話していこうと思います!
加えて、備えに関して強調しておきたいことは、
災害への備えというのは、一人ひとり異なる物なのです!
決してパッケージで買えるものが「しっかりと命を守れる」わけではないと考えていただきたいです。
本日は以上です!
次回は『室内でしなないで!』に関してお話しします。
読んでいただきありがとうございました!