生存自活、しませんかー元幹部自衛官が、命を守り、生き残る術をお教えします!

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生存自活の原則 命を守る装備

災害時にベストな『切る道具』!

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こんにちは!智行です!

本日は災害に備えるべき『切る道具』に関してお話させていただきます!

切るための道具は 『サバイバルに必要な5つのC』 の1つです!

つまり、『生き延びる』、すなわちサバイバルの実践には絶対に欠かせないアイテムなのです。

一言に切る道具とはいっても、ナイフ、ノコギリ、斧には、あまりにもたくさんのバリエーションがあります。

サバイバルをしなければならないとき、どんな『切る道具』をもっていけばいいかわかりませんよね?

アウトドアやブッシュクラフトが好きな方の中には、ナイフにいろいろなこだわりを持っている人も知っています。

ですが、このブログのコンセプトは『誰もが災害時により確実でスムーズに生き延びる』知識を伝えたいというものです。

そこで、本日は『切るための道具』の自分の目的や特定の行き先に『最も適した道具選びに欠かせない知識』を、この記事では紹介します。

『切る道具』刃物は危険ですが、命を守る一番の相棒になるかもしれません。

ぜひご覧ください!

ベストな『切る道具』の条件は?

まず、何に使うのかをはっきりさせるべきでしょう。

  1. 災害時の脱出
  2. 救助
  3. ブッシュクラフト(山等で木工)

大まかに言ってこんなところでしょう。

人と『戦闘』したり、獲物を『狩猟、解体』することもよっぽどではないとありません。

『調理』に関しては普段調理に使っている包丁を活用すればいいので除外します。

必要なのは『命を守る、脱出』するためと、『命を救う、救助』するため、そして、『生き延びる、サバイバル』するための切る道具が必要でしょう。

① 災害時の脱出 』に役立つ『切る道具』

まず、災害時に『命を守る、脱出』するために刃物に求められる要件は何でしょうか?

私は『常に携行』出来て、『障害を取り除ける』能力だと思います。

では、『常に携行』できる『切る道具』はどのようなものでしょうか?

説明するまでもないですが、災害はいつ起こるかわかりません。

災害時に命を守る道具が自宅で飾ってあるようでは、何の役にも立たないのです。

しかしながら、普段刃物を携行するというのは非常にハードルが高いことです。

現在、日本では刃渡り6cm以上の刃物や8cm以上のロック機構のない刃物を理由もなく携行すると銃刀法違反に抵触しますし、それ以下のナイフでも携行する正当な理由がなければ軽犯罪法違反で捕まってしまいます。

災害の備えをしていて、おまわりさんに怒られたくはないですよね?

何より、刃物の大きさ等によっては周りの人に見つかった時に非常に変な目で見られることもあるでしょう。

なので、求められる要件は刃渡りが小さく、悪目立ちをせず日常的に持ち歩けるようなものがあると望ましいでしょう!

続いて障害を取り除ける切る道具』 というのはどういうものなのでしょうか?

災害時の脱出における障害の中で、切断をしなければいけないものというものは様々にあります。

主なものでいえば、シートベルト、金網の針金や飛び出た釘、ひっかかったり傷口を覆っている衣服などを取り除けるとよいでしょう。

では、そういったものが『取り除ける切る道具』・・・

私が思うにマルチツールがいいのではないでしょうか?

カッターナイフナイフやノコギリは取り扱いが難しく、滑ったり勢い余って怪我をする恐れがあります。

衣服ぐらいならギリギリハサミでも行けそうですが、文房具ハサミではシートベルトやジーンズのような厚い生地に歯が立ちません。

そういった意味で、取り扱いが易しく、時間はかかりますが、ある程度の物を切ることのできるペンチナイフを備えたマルチツールが要件を満たしているでしょう。

では、それらを総合して、どのような『切る道具』が『災害時の脱出』に役に立つのでしょうか?

私のおすすめは・・・

こいつです!

一応、日本では高儀という会社が400円くらいで 『GIS FDマルチツール 6in1』みたいな名前で出しています。

ヨドバシカメラのオンラインショップとかで買えます。

あとは、Amazonで240円送料無料でノーブランド品を販売していたりします。

ただ、コンセプトとしていつでも携行出来るコンパクトさと、それほど悪目立ちをしないデザイン脱出に役立つナイフとペンチ、ドライバー機能を有しています!

おまもりにぴったりではないでしょうか!

私もいくつか購入し、カバンや鍵などにつけています!

気になったらぜひ携行してください!めちゃくちゃ安いので!

あとは・・・

『切る道具』で紹介するのは変かもしれませんが、シートベルトカッターやガラスハンマー付きのキーホルダー型のグッズも携行には良いのではないでしょうか?

SABREという会社のセーフエスケープという商品で、護身用のジェル状催涙スプレーです。現在はAmazonで3900円ほどで販売しています。

災害時は犯罪率が上がり、暴漢、特に女性の性被害が非常に急増するといわれていますので、こういったグッズもおすすめです。

では続いて、

『② 救助』するための『切る道具』

では、救助するために切らなきゃいけないものって何でしょうか?

正解は・・・

倒壊した構造物、つまり『主に木材』です。

では、木材を切るために使う刃物は・・・そうですね、のこぎりです!

『災害時における救助活動の三種の神器』

ってご存じですか?

『ロープ』、『ジャッキ』そして『のこぎり』と言われているんです!

地震などで木造家屋が倒壊した時、柱や梁が邪魔になる可能性が高いです。

中には人が下敷きになってしまう状況も想定されます!

そんな時はノコギリで切断して、救出ルートを確保しなければなりません。

できれば、鉄パイプが切れるくらいのものがあった方が良いでしょう。

ですので、あなたが災害をイメージしながら用意すべき2つ目の刃物は、『のこぎり』なのです。

Z ハイスパイマン

一応紹介いたしますと、 岡田金属工業所の出しているZハイスパイマンという商品で現在Amazonで1240円ほどです。

金属も切断できるのこぎりであれば特にこだわりもなく、安価で評判もよさそうだったので私の救助セットの中に入れています。

加えて、のこぎりは、できれば家屋の倒壊で下敷きになりなりにくい場所等で管理するのが望ましいです。

レスキューキットとしてジャッキやロープとひとまとめでコンテナボックス等に放り込んでおけるといいでしょう。

それが、自分の家族を助けたり、貸してあげることで、ほかの人の救助の役に立つかもしれません!

まとめ

といったところで、

災害時に最も『脱出』、『救助』に適した『切る道具』のをご紹介いたしました!

① 『脱出』に使う『切る道具』は、

常に手元になければいけない!そして、脱出で切る物を意識しなければいけない!

② 『救助』に使う『切る道具』は、

『災害時における救助活動の三種の神器』で木材や金属を切れる『のこぎり』が優秀!

というお話をさせていただきました!

今回は、① 『脱出』と ② 『救助』の説明でしたが、

次回はいよいよ、③ 『ブッシュクラフト』に適した『切る道具』のお話をさせていただきます!

災害時に『生き延びる』、サバイバルに興味がある方は是非ご覧ください!

誠にありがとうございました!

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