こんにちは!智行です!
皆さん、ローリングストック法っていう備蓄方法が推奨されているんですけど、ご存知ですか?
備蓄した食品を定期的に消費し、食べた分だけ買い足していく方法です。
ただ、普段食べてるものを備蓄するって、簡単そうで結構難しいんです!
「賞味期限が切れてた!」
「いつの間にか管理できなくなっちゃう!」
「場所を取って仕方がない!」
「気が付いたら食べられちゃってた! 」
この記事では、そんなローリングストックを何十倍もやりやすくする方法をお伝えします!
といっても結論、私が提案したいのは簡単な話です!
絶対に必要な最小限の種類の食品を備えよう!
というそれだけです。
必要で最低限の種類の食品を揃えれば、管理は非常に簡単になります!
簡単ですよね?
ですが、今度は「絶対抑えたい食品って?」って疑問が出てくると思います!
今回は僕なりに考察した『絶対抑えたい食品』を5つ紹介いたします。
たった5種類なら覚えやすくって管理しやすいですよね?
ぜひ、参考にして備蓄してみてください!
目 次
「もしも」を「いつも」意識するために
ローリングストック法は、言葉の通り、ストック(備蓄)をローリング(回転)する備蓄方法です。
つまり、備蓄した食品を定期的に消費し、食べた分だけ買い足していく方法です。
従来の備蓄方法は、賞味期限が長い非常食を買い込み、備蓄するのが主流でした。
しかし、非常食は、カロリー数を上げたり、保存期間を延ばすため、どうしても缶詰やレトルト、フリーズドライが主流であり、バリエーションも少なく、正直あまりおいしいものでもありません。
たしかに、各企業がおいしい非常食の開発に心血を注ぎ、以前と比べて非常においしくバラエティーも改善されては来ています。
とはいえ、ふだん食べているものと、同じようなものが食べられるかといえば、なかなか難しいこともあり、その普段とのギャップが、ストレスを生んでいました。
精神的なストレスが非常に大きい災害時にこそ、
食べ慣れている、おいしくて暖かいご飯を食べることが重要だと考えます。
また、長期間保管していると、ついつい消費期限の管理が疎かになりがちで、気が付けば消費期限が切れて、カビが生えていたり、缶詰がガスでパンパンに…なんてことが結構ありがちでした。
いざという時の備えは、時間の経過とともに非日常のものとなり、意識の中で風化していきます。
「もしも(非日常)」を「いつも(日常的に)」意識することが大切なのです。
非常食を日常的に使い続けることで、いざという時に生きる、本当の備えになるのです。
そういった問題を解決するのが、ローリングストック法なのです。
ローリングストックは難しい!
しかし、簡単にローリングストックできるように言ってますが、
実は想像以上に難しいです。
「賞味期限が過ぎてた!」
「収納スペースを、すごく圧迫しちゃう!」
「気が付いたら食べられちゃってた!」
そんな悩みが出てきてしまいます。
問題の根源を考えてみると3つの理由が思い当たります。
・多くの種類を揃えてしまう ⇒ 管理と維持が困難
・かさばって、重い ⇒ スペースの圧迫
・すぐ食べられる(調理済み) ⇒ つまみ食い、献立が少ない
これらは、栄養バランスや献立を意識するあまり、調理済みの食品ばかりを選び、陥りがちなことだと思います。
普段はカップ麺やレトルト、缶詰など、すぐにできるものが非常に便利です。
災害時にそんなに時短でできる必要はあるのでしょうか?
災害時、お湯を入れたり、缶切りで開けただけ、レトルトパックから絞り出しただけの料理よりも、
しっかりと調理が加わって、おいしそうな匂いや、作ってくれた方の顔が見える料理の方が何倍も心を癒してくれます。
ローリングストックに適した食品!
ではローリングストックに適した食材って何でしょうか?
私が思うに、
最低限の種類で、様々な献立ができる!
省スペースなのに、栄養バランスも優れている!
そんな食材がローリングストックには最適だと考えました!
私が考える、ローリングストックに適した食材の条件は次の通りです!
・賞味期限は1年以内で十分
・栄養バランスがいい
・様々な献立に使える
・省スペース、増える
・つまみ食いされにくい(要調理)
このような食品を、数種類だけ管理するのです!
ローリングストックに最適な食材!5選!
これだけを揃えればいいのでは?と私が思う5選です!
とはいえ、複数の項目がありすみません。
最低限の5つだけを備えるなら、しっかりローリングストックできると思いませんか?
もちろん足りないところもあると思うので、皆さんにあったものを考えていただけると、さらに素晴らしいと思います。
その5種類の食品とは、次の5つです!
・お米
・味噌、醤油
・ソイミート(大豆ミート、べジミート)
・乾物(わかめ、キャベツ・切干大根等)
・ナッツ、ドライフルーツ
『お味噌かな?』と覚えてください!
・お米
まず、米に関しては絶対に必要な物だと思います!
日本人でお米を食べない、嫌いな人はいるでしょうか?
いえ、いません!(偏見)
だいたい、10㎏の米を、3食、お茶碗2杯(1合、150g)ずつ食べたなら、一人で22日くらい食べることができます。
20㎏のお米があれば、家族4人であれば、毎食3合食べたとしても、14日以上はご飯を食べることができます。
20㎏くらいなら物置においておくことができませんか?
市販の非常食よりも何倍も手に入りやすく、安価で、省スペースで管理できます。
何より、日常と同じものを食べられるという安心感は素晴らしいです!
特に水が少なくて済む無洗米がおすすめです!
米の賞味期限は、あくまで目安ですが、
春夏(4~9月)は精米年月日から1ヶ月程度
秋冬(10~3月)は精米年月日から2ヶ月程度
です。
玄米などでは、古米、古古米などがあるように、条件さえ整えれば1、2年保存することも可能です。
また、精米してからの賞味期限が短いといっても、普段から食べますよね?
そこまで賞味期限は気にしなくても大丈夫かと思います!
米袋を常に1つはストックしながら生活することをおすすめします!
・味噌、醤油
味噌、醤油、つまり調味料は、是非多めにストックするようにしてください。
野草や魚なんかを得ることができたときも、下ごしらえをして、味噌と醤油があればおいしくいただけます。
調味料は忘れがちですので、是非ストックしていただければと思います。
災害時に温かいお味噌汁は何より心を和らげます!
乾燥みそは、保存性が高く、省スペースで管理できるので、備蓄にはおすすめ!
・大豆ミート (ソイミート、べジミート)
大豆ミートは大豆でできたお肉です!
災害時、サバイバルの分野でも、たんぱく質の確保が非常に重要です!
ですが、災害時、お肉も卵も簡単には手に入りませんよね?
そこでお勧めしたいのが、大豆ミートです!
- 低カロリー&低脂肪&高たんぱく
- 食物繊維・ビタミン・ミネラル豊富
- 大豆イソフラボン
- ノンコレステロール・ノングルテン
- 長期保存可能(1年程度)
- お湯で戻してやれば3倍に
という特徴があります。
若干大豆の風味がしますが、味は基本的に肉です!
ほとんどの人が分からないくらいに肉の触感がします。
3倍に膨れることを考えると、むしろお肉よりもよっぽど安かったりします!
唐揚げや竜田揚げ、ひき肉いため、餃子、麻婆豆腐などなど、調味料さえあれば様々な料理に変身します。
これなら、災害時に子供でも喜んでご飯を食べてくれることでしょう!
上にあげたように、健康や美容に非常にいいので、普段から料理に使うのもいいでしょう!
↑Amazonで評判がよさそうなミンチタイプです。そぼろ、ひき肉炒め等に
↑もAmazonで評判がよさそうで、唐揚げ、竜田揚げに適してるものです。
・乾物(わかめ、キャベツ・切干大根等)
日本で昔からある、乾物は保存食として非常に優れています。
特におすすめなのは、海藻(わかめ、ひじき、とろろ昆布)と野菜(キャベツ、切干大根)です。
まず海藻は、非常に多くのミネラルが含まれています。
更に、ヨウ素が多く含まれるので、 放射性物質が拡散されてしまっても、 すぐに海藻類を食べれば、
『放射性のヨウ素』が甲状腺に溜まって内部被ばくしてしまうリスクを減らすことができます。
乾燥野菜に関しても、食物繊維やビタミンが多く含まれます。
ビタミンによっては壊れてしまう物もありますので、野菜の代用には心もとないので、そっちは野草等で補えるといいと思います。
しかし、なによりおいしくて色味も鮮やかになるので、是非とも容易していただければと思います。
料理の献立の幅がぐっと広がります。
・ナッツ、ドライフルーツ
こちらはおやつや、料理に使うとよいでしょう。
やはり、甘いものは心を和らげます。
ドライプルーンは、カリウムも豊富ですし、一部の料理に使えます。
ナッツも、素晴らしい油や、若返りのビタミンEが含まれてます。
料理に使っても非常においしいので、好みの物を備蓄に加えておくことをおすすめいたします!
↑私がよく買ってるクルミです。生より素焼きが美味しい。おすすめです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本日はローリングストックすべき食品、5選を紹介いたしました!
・お米
・味噌、醤油
・ソイミート(大豆ミート、べジミート)
・乾物(わかめ、キャベツ・切干大根等)
・ナッツ 、ドライフルーツ
「お味噌かな?」と覚えるといいかもしれません!
ぜひ参考に、より素晴らしい備蓄を考えてみてください!